Tera Term 4.69 リリース

Tera Term 4.69がリリースされました。

以下が今回の変更点です。


まずは Tera Term 本体の変更点。

  • 変更
    • DA3 制御シーケンスの応答に含まれる端末固有IDを設定出来るようにした。[関連: 1 ]
    • DECSTUI(端末固有ID変更)制御シーケンスに対応した。[関連: 1 ]
    • DECRQSS(設定問い合わせ)制御シーケンスに対応した。問い合わせに対応している設定は DECSCA, DECSCL, DECSTBM, SGR。[関連: 1 ]
    • DECFI, DECBI 制御シーケンスに対応した。
    • ウィンドウサイズ問い合わせ制御シーケンスに対して常に480×640を応答していたのを、実際のウィンドウサイズを返すように変更した。
    • 危険なクリップボードの貼り付け確認が有効な場合、Alt+R での貼り付け時はペースト内容が一行のみの場合においても、ユーザに確認するようにした。[関連: 1 ]
    • mintty の Application Escape Mode に対応した。[関連: 1 ]
    • mintty のマウスホイール報告を制御する為の制御シーケンスに対応した。
    • IME の状態を制御するための制御シーケンスを新設した。[関連: 1, 2 ]
    • マクロコマンド “basename”, “dirname” を追加した。
    • マクロコマンド “getfileattr”, “setfileattr” を追加した。[関連: 1 ]
    • マクロコマンド “foldercreate”, “folderdelete”, “foldersearch” を追加した。[関連: 1 ]
  • バグ修正
    • 端末の横幅が 257 桁より大きいと正常に表示できない問題を修正した。[関連: 1, 2, 3 ]
    • 端末ID設定が VT520, VT525 の時に、Primary DA (DA1) への応答が壊れていた問題を修正した。
    • 言語モードが日本語以外の時、Terminal Setup ダイアログで端末IDに VT420, VT520, VT525 を指定しても実際には VT100 に設定される問題を修正した。
    • ネットワーク共有をマップしたローカルデバイスをPassThruPortに指定した場合、印刷ができない問題を修正した。[関連: 1, 2 ]
    • 対応していない OSC 制御文字列を正しく無視出来ない場合があった問題を修正した。
    • DCS, SOS, APC, PM 制御文字列の直後の文字を正しく扱えていなかった問題を修正した。[関連: 1 ]
    • ログファイルを書き込むために開くとき、存在していて書き込み中のファイルを開かないようにした。[関連: 1 ]
    • 8ビット文字列の受信時に、制御シーケンスとして誤って扱う場合があった問題を修正した。[関連: 1 ]
    • ブロードキャストコマンドにおいて、選択ウィンドウへの送信が正しくできていなかった問題を修正した。[関連: 1 ]
  • その他
    • SSH2対応TTSSH(2.56)へ差し替えた。
    • TTProxy(1.0.0.18)へ差し替えた。
    • CygTerm+ 1.07_22へ差し替えた。
    • LogMeTT 2.9.8へ差し替えた。
    • インストーラから起動チェックをするための mutex を削除した。

一般的なユーザで関係しそうなのは、257桁より大きくした時の問題の解消でしょうか。これによって大き目の画面で最大化しても正しく表示されるようになりました。
あと、個人的にはIME制御や Application Wheel Mode が便利だと思います。

mutex の削除は、インストーラ関連です。
今まではインストール時の起動チェックに mutex を使っていましたが、別の方式に変更したため削除しています。
これによって、複数の箇所に Tera Term をインストールしていた場合に、インストール先以外の Tera Term を起動したままインストールが行えるようになりました。
また、TeraTerm Menu 等が起動していた時に今までは “セットアップは実行中の Tera Term を検出しました。” と表示されていたのが、正しく “セットアップは実行中の TeraTerm Menu を検出しました。”と表示されるようになりました。

次は ttssh2 の変更点です。

  • 変更
    • SSHエージェント転送を要求されたときに、受け入れるかどうかユーザに確認する機能を追加した。[関連: 1, 2 ]
    • SSH2 の diffie-hellman-group-exchange-sha256, ecdh-sha2-nistp256, ecdh-sha2-nistp384, ecdh-sha2-nistp521 鍵交換プロトコルをサポートした。[関連: 1 ]
    • SSH2 の ecdsa-sha2-nistp256, ecdsa-sha2-nistp384, ecdsa-sha2-nistp521 ホスト鍵方式をサポートした。[関連: 1 ]
    • SSH2 の ecdsa-sha2-nistp256, ecdsa-sha2-nistp384, ecdsa-sha2-nistp521 公開鍵認証をサポートした。[関連: 1 ]
    • ssh_known_hosts に違う形式のサーバホスト鍵がある場合、鍵を置き換えるかどうかではなく追加するかどうかユーザに問い合わせるようにした。
  • バグ修正
    • SCP ファイル送信で 2GB より大きいファイルが正しく扱えない問題を修正した。[関連: 1 ]
  • その他
    • OpenSSL 1.0.0dへ差し替えた

今回の目玉、ECDH/ECDSA 対応があります。

最後に TTProxy の変更点。

  • IPv6 に対応した。[関連: 1, 2, 3 ]
    • プロキシサーバに IPv6 アドレスを指定できない問題を修正した。
    • IPv6 アドレスを持つプロキシサーバに IPv6 で接続しない問題を修正した。
    • SOCKS5 プロキシ接続で実ホストへの IPv6 アドレス指定での接続が出来ない問題を修正した。
  • 名前解決のタイミングを変更した。[関連: 1, 2, 3 ]
    • HTTP/TELNET プロキシ接続でローカル側で名前解決が出来ないホストに対して接続できない問題を修正した。
    • SOCKS プロキシ接続で設定に関わらず常にローカル側で名前を解決しようとする問題を修正した。

前回パスしてしまった、IPv6 対応と名前解決の問題の修正を行いました。

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